【小学校受験体操】新年長クラスレッスン風景

2025.12.16

【小学校受験体操】新年長クラスレッスン風景

“新年長クラス”のレッスン風景をご紹介!

こんにちは!
小学校受験向け体操クラスを担当しております、アソシエ・アカデミー都立大の信澤です。

11月より受験体操クラスは新年度に切り替わり、年中クラスの子どもたちは「新年長クラス」へと進級しました。
志望校合格に向けて、それぞれが目標を持ち、日々一生懸命取り組んでいます。

年中クラスの頃と比べると、指示の量も増え、自分で考えて行動する場面が多くなりました。
その分、子どもたちには頑張ってもらうことも増えましたが、毎週前向きに努力する姿に、私たちも感心しています。

先日のレッスンでは、「クマ歩き」を重点的に練習しました。
受験体操クラスでは、いきなり難しいことを行うのではなく、細かいステップを踏みながら段階的に練習を行います。そのため、子どもたちも苦手意識を持つことなく、着実に上達していきます。

今回は、レッスン内容の一部をご紹介します!

レッスン1 「スタートの構えを練習」

クマ歩きのスタート姿勢には、いくつか大切なポイントがあります。

① 線を越えない
② お尻を高く上げる

まずはこれらを意識しながら、フォームの練習を行いました。
お尻を高く上げることで足にしっかりと力が入り、床を強く蹴りながら進むことができます。また、体が自然と前に傾くため、前進力も生まれます。

たくさん練習して、とてもきれいなフォームになりましたね!

レッスン2 「腕の使い方を覚えよう」

次に大切なのは、腕を素早く、そして大きく動かし続けることです。
クマ歩きは「足を速く動かせば上手になる」と思われがちですが、実は重要なのは腕の動かし方です。

今回の練習では、マットを1分間全力で叩き続ける「腕の動かし方練習」を行いました。
10秒ほど続けると、利き手ではない方の手が動かしにくくなり、リズムよく動かせなくなってしまいます。

しかし、慣れてくると徐々にリズムよく動かせるようになります。
そのため、できるようになるまで繰り返し練習を行いました。

↑一生懸命マットを叩いている様子

レッスン3 「足の動かし方」

手の使い方も、だんだんと上手になってきました。
続いて、「足の動かし方」の練習です。

足の裏全体を床につけてペタペタと動かすのではなく、つま先で素早く、そして強く踏み込めるようになると、クマ歩きのスピードがぐっと上がります。

↑踵が床につかないように工夫しながら頑張っています!

レッスン4 「追いかけっこ」

構え方、腕と足の使い方を身につけたら、次は後ろから追いかけられる状況を想定し、逃げるようにクマ歩きを行います。
ここで大切なのは、「全力を出す感覚」を実際に体感することです。

クマ歩きを指導していて意外と多いのが、「本気で動く」という感覚が分からないということです。
これはクマ歩きに限った話ではなく、どんな運動でも、本気で取り組んだ経験がなければ、スピードや動きの大きさを出すことはできません。

だからこそ、早いうちから「本気でやってみる」経験を積むことが、とても大切だと私は感じています。

必死につかまらないように、楽しみながら行うことで、自分でも気づかなかったクマ歩きの速さを体感することができます。
大人も同じですが、何かから逃げるときが一番速いものですね!

まとめ

今回は、クマ歩きのレッスンを中心に記事にしてみました。
新年長クラスでは、スモールステップを踏んだレッスンを実施しているので、未経験の方や運動が苦手なお子様にも安心してご参加いただけます。
ご興味ある方は、お問い合わせお待ちしております!

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