【2~3歳児向け】室内で楽しめる運動あそびアイデア
2025.08.06

夏の暑さが厳しい季節は、室内での過ごし方が大切になりますね。外に出られない日でも、しっかり身体を動かしながら、子どもたちの発達を支える時間をつくっていきましょう!
今回は、保育園でも手軽に取り入れられて、2~3歳児が「楽しい!」と夢中になる運動あそびをいくつかご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
【タオルあそび】
〇タオルの上でバランスを取ろう
タオルの上に乗り、大人が引っ張りながらバランスを取ってみましょう。はじめは座った状態でもOK。慣れてきたら立ち上がってバランスを取ってみよう。(サーフィンのように横向きから始めるとやりやすいですよ)
〇タオルでお友だちを引っ張ろう

1人がタオルを掴み、もう一人がそのタオルを引っ張って前に進んでいきます。握力や引っ張る力がついてきますので、楽しみながら行ってみましょう。力のある子は2人で挑戦してみるといいかと思います。
【ボールあそび】
〇ボール集め(色分け)+障害物を避けて走ろう
障害物を置いて、それを避けながらボールを集めます。集めてきたボールは同じ色のリングまたは箱の中に入れておきましょう。色彩感覚も発達する時期ですので、身体を動かしながら色への興味や理解も高めることができておすすめ!また、障害物を避ける遊びに慣れていると、お友だちとぶつかりそうになった時にしっかり止まることができるようにもなってきますよ。
【リングあそび】
〇リングくぐり~またぎ~ジャンプ!

リングの下をくぐり、頭を出したら次はリングをまたぎ、またくぐりを繰り返していきます。最後は思い切ってジャンプ!(※難しかったら先生と手を繋いでやってみよう)

保育園で行う場合は、写真のように椅子を使ってリングをセットすると遊べます。また2列に分かれて競争を楽しんでもOKです!
【バランスあそび】
〇平均台を使った綱渡り

並べた平均台の間に縄を張り、その上をバランスよく歩いてみましょう。両側の平均台に手をしっかり着いて、足の裏にもしっかり刺激を入れながらバランス感覚を高めることができますよ。
〇平均台でクマ歩き

間隔をあけた2本の平均台に両手・両足をしっかり着き、正面や横向きになって進んでみましょう。手のひらに体重をかけて全身のバランスを取る、自分の体重や重力を感じる、といった遊びがこの年代にはとても重要です。
【ロープ(縄)あそび】
〇綱引き対決
2つに分かれて綱引きをやってみましょう。全身の力を使えて、狭い室内でもできるおすすめの遊びです。おとな対子どもで対決しても楽しいですし、慣れてきたら子どもたち同士でも楽しめます。
〇レスキュー隊ごっこ

仰向けになり、両手で縄を掴んだら、縄を手繰り寄せるようにしながら上に向かって進んでいきます。はじめは足を使ってもOK!慣れてきたら、足を縄の上でクロスし腕の力のみで進めるか挑戦してみましょう。
【サーキットあそび】
〇3~4種目の運動メニューや道具を組み合わせたサーキットあそび

※写真のサーキットの構成は例です。
1つの種目を繰り返すよりも、色々な刺激が交互に入るサーキットあそびは積極的に取り組んでもらいたいです。組み合わせる種目数が多すぎても1つ1つの動きが雑になってしまいますので3~4種目で構成してみましょう。
- マット(でんぐり返し)+ケンケンパ+跳び箱の上からジャンプ
- ウェーブバランス歩き+マット滑り台(跳び箱にマットを被せて)+ボール投げ
※ボール投げは、的当てにしたり箱の中めがけてシュートをしたりして、得点形式にしても楽しめますよ。