アソシエ東大井公園保育園
大井町
取組みドキュメンテーション
2023.08.16
⁂塩について①(4・5歳児クラス)
アソシエ東大井公園保育園
大井町
食育取組み
施設形態:保育園
エリア:品川区
2023.09.01
こんにちは!アソシエ東大井公園保育園 栄養士です♩
4・5歳児クラスでは塩にまつわる食育を行ったので、紹介します!
各クラス、午前中に塩の脱水実験を行いました☆
【塩の脱水実験】
4歳児クラスは、きゅうりで脱水実験を行いました。きゅうりに穴をあけて、塩を詰めて様子を観察します。
子どもたちに「どんなことが起きると思う?」と聞くと「爆発しちゃう!」や「キンキンに冷たくなる!」などの声が聞こえてきました。脱水が進むまで塩に関するクイズやお話をしました。
クイズで、すいかに塩をかけると甘くなることを話すととても驚いた様子の子どもたち。
「おうちにすいかあるからやってみる!」と興味津々でした!
実験の結果を確認する前に、塩には水を引っ張り出す力があることを説明して、きゅうりの観察をしてもらいました。
きゅうりに水が溜まっているのを見て「すご~い!」と驚いた表情をしたり、脱水前後のきゅうりを触って感触の違いを楽しんだり、脱水できゅうりから出た水の匂いを嗅いでみたり、きゅうりに夢中になっていた子どもたちでした★
「他の野菜でも水は出てくるのかな?」と気になったようで、ちょうど収穫できたなすとトマトに塩をまぶして脱水するのか、食育後にも延長して脱水実験を行いました。
なすとトマトからも脱水して水が出ていて、「塩ってすごいね!」と実験をとても楽しんでくれた様子でした!
5歳児クラスでは、4種類(人参、きゅうり、じゃがいも、なす)の野菜を使って脱水実験を行いました。
袋に入った野菜に塩を加え、揉む工程を子どもたちにお願いしました。
脱水実験の開始です!脱水が進むまで5歳児クラスでも塩に関するクイズやお話をしました。
塩がないとこれらのものが作れないよ!と話すと、「えーーーー!」と大きなリアクションをしてくれました。普段当たり前のように生活している中で、塩がこんなにも活躍していることにとても驚いた様子でした。
少し難しいですが身体の中にも塩があって、塩がないと生きていけないよ!という話もしました。
汗をかいて塩が身体から出て行っちゃうと、体調が悪くなったり、熱中症になってしまったりすることを話すと、「熱中症にならないように水としょっぱいものを食べないとだめだよ!」と栄養士の話を理解していて、さすが5歳児クラスのみんなだなと関心しました♪
実験の結果を確認してみると、「水がいっぱい出てる!」と脱水前後の野菜に触れて変化を楽しんでいました。
じゃがいもや人参も脱水して柔らかくなっていて、こんなに水分が含まれていたのか!と大人も夢中になってしまいました。
脱水で出てきた水をコップに出して見てみると「野菜で水の色が違う!」と驚く子どもたち。すると「匂いって違うかな?」、「混ぜたらどんな色になるのかな?」と子どもたちから提案が。
単体で匂いだ後に1つずつ混ぜて匂いの変化を体験しました。すべての水を混ぜた時に1番強かった匂いは「なす」でした!子どもたちの発想の豊かさから栄養士も学ばせていただきました。実験から発展した体験もでき、塩や野菜に関心を持ってくれたようでした★
②につづきます♪
関連記事