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2023.09.22
えだまめの皮を肥料にしてみよう!
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施設形態:保育園
エリア:港区
2022.09.13
こんにちは!
第二青南保育室です!先日、枝豆の生長についてお話させていただきましたが、その後も愛情たっぷり大切に育ててきたのですが最近、枝豆にある変化が見られました。
いつものように水やりに出かけたときのこと、子どもたちがあることに気がつきました。
「せんせい、枝豆の中身が育っていない!」「空っぽなのがたくさんあるよ!」「せんせい、これすてるの?」
「なんで育たなかったのかな?」「育たなかった枝豆はどうしようか?」と子どもたちに問いかけました。
「水が足りなかったかな?それとも肥料が足りなかった?」子どもたちはそれぞれ考えました。そして「捨てるのはもったいない!」ということで枝豆の皮を乾燥させて肥料に変えることにしました。
この日は枝豆の皮の中身を出して分解する作業を行いました。
その前に枝豆の重さを計ってみると…38.4グラム!
「乾燥させるとどうなると思う?」と保育者が問いかけると、「変わらない!」「軽くなる!」「重くなるんじゃない」と予想する子どもたち。
☆重さを計ったのにはある理由があります!それについてはまた次のブログでお話しますね!
子どもたちは枝豆とひまわりの生長を見守るなかで育てることの楽しさと同時に、台風で吹き飛ばされてしまいそうになったり、気温が高すぎて枯れそうになったりと大変さも経験しました。開花や収穫と最後の段階に差し掛かる今、次の学びへと繋げていきたいという保育者の想いがありました。
それは「ものを大切にすること」です。今回、子どもたちの気づきからそこに繋がるきっかけへと結びつきました。
「使えないから捨てる」のではなく、「何か他の方法を考えてムダをなくす」という考え方が子どもたちにも伝わり「地球のため、環境のために良いこと」と考えることのできる人に育ってほしいという想いもあります。
分解した肥料は天日干しをしてしばらく乾燥させていきますので、引き続き「肥料作り」の様子をお伝えしていければと思います!
皆さまの日常生活にあるちょっとした「もったいない」も少しの工夫でより良いもの(こと)に変わったりすることがあると思います。ぜひお子さまと一緒に考える機会を設けてみてください、少し手間のかかることも“いっしょに”やると楽しいかもしれないですね!
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