アソシエ柿の木坂保育園
都立大学
おさんぽ
2024.12.11
杉の木ありがとうの会
アソシエ柿の木坂保育園
都立大学
施設形態:保育園
エリア:目黒区
2025.02.06
アソシエ柿の木坂保育園の園庭には大きな杉の木があります。夏の暑い日には、日陰を作ってくれて雨や風からも守ってくれる大きくて優しい杉の木と2月11日にお別れする事になりました。傾斜が年々進み、安全面で心配が出てきたからです。
そこで、保育園のみんなで「杉の木ありがとうの会」を行なう事にしました。八雲氷川神社の神主様をお呼びして杉の木のお清めをして頂きました。神社からお清めの道具を持って来て下さり、杉の木の前に設置しました。子ども達は真剣な表情で準備を見守っています。
準備が整いました。いつもは賑やかな園庭がしん、と静まり返っています。
お清めの儀が始まりました。神主様の心を込めたお祈りが杉の木に宿る神様に届きます。子ども達は更に真剣に見守っている様子です。私たち職員も手を合わせ、杉の木に感謝の気持ちを送りました。
乳児組はランチルームから、幼児組は園庭からお清めの儀を見守りました。最後に園長よりお話をしました。「雨の日も雪の日も、夏の暑い日にも皆さんの事を大きく優しく見守ってくださっていた杉の木にありがとうの気持ちを伝える為に今日は神主様にお清めの儀をして頂きました。心を込めて気持ちを伝えましょう」子ども達は姿勢を正して神主様をまっすぐ見つめて「ありがとうございました!」と元気に挨拶しました。
お清め会の後は、杉の木ありがとうの会第2部「わらべうたお話し会」です読み語り活動をしている「しいの実さん」が乳児組・幼児組にそれぞれ、玉手箱の様なお話し会を開催して下さいました。自然・季節を感じられる様、プログラム構成下さった内容は子ども達の心に届きます。
しいの実さんが読んで下さった絵本はこちらです。杉の木へのありがとうの思いに寄り添える内容かどうか?ご自身で練習を重ねて、子ども達に読んで下さいました。
様々な素材で季節ごとの木の変化、そして春を迎える喜びを表現し、わらべうたを交えながら子ども達に優しく温かく心豊かに伝えて下さいました。
子ども達は体験から学んでいきます。自ら感じることで心が躍動します。そして学んでいきます。子ども達の心に今日はどんな気づきがあったでしょうか。日常の一つ一つの出来事が子ども達にとっての学びです。あと数日でお別れする杉の木を見上げて、私も感謝を伝えたいと思います。
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アソシエ柿の木坂保育園では、地域子育て支援の一環として子育てサロン・ベビーサロン・小中学生職場体験(夏休み等)などのイベントを行なっております。又、入園を希望する方を対象に園見学を行なっています。園見学等の予定はアソシエHPから確認出来ます。チョイスリザーブにて申し込みも可能となっておりますので下記のアドレスをクリックして下さい。
associe-international.resv.jp/reserve/calendar.php?direct_id=5&x=1720411506
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