アソシエ柿の木坂マミー保育園
都立大学
2024.03.29
水族館が出来るまで…♪
アソシエ柿の木坂マミー保育園
都立大学
施設形態:保育園
エリア:目黒区
2024.11.26
先日行われた作品展。
幼児クラスでは恒例の【共同制作】について、5歳児らいおん組にそれぞれのクラスで作ってほしいものを考えてもらいました。
話し合いをする中で「これは難しいんじゃない?」「こんなこと出来るかな?」と、年下児のことを考え、思いやりを持ちながら話し合いを進めていました。
3歳児ぱんだ組は「ペンギン」を制作することになりました!らいおん組から「顔をはめて写真が撮れるようなペンギン」と「小さいペンギン3体」と要望がありました。
大きな「顔はめペンギン」を見せながら「何色のペンギンにするか」を話し合いました。
ペンギンの人形やカードを見ながら、大きな「顔はめペンギン」は水色と黒色に決定!事前に子どもたちがちぎっていた画用紙をやりたい色に分かれて貼っていきました。
大きなペンギンは貼る場所も多く、「まだやるの~?」という声も聞かれましたが、集中して最後まで製作しました。
小さなぺんぎんは牛乳パックを組み合わせたものにちぎった紙を貼りました。
作っているうちに愛着を感じたようで、「このペンギンはぺんぺんちゃん」「これは~ぺんちゃん!」と、子どもたちが命名!そのままの名前で展示しました。名前が決まると更に愛着が増し、優しくなでたり、「優しくだよ」とお友だちに話す姿も見られました。
4歳児きりん組は、「タコとイカ」
大きなタコとイカを展示するために足を輪飾りにして作りました。
画用紙での輪飾りは、折り紙で作るよりも大きくて、難しさを感じながらも上手に作り上げて顔と合体!
しかし……大きな顔と足です、どうやってくっつけたらいいのか担任が子どもたちに聞いてみました。「セロテープでつければいいんじゃない?」「ホチキスでとめるのはどう?」「ガムテープのほうがくっつくんじゃない?」と廃材制作で得た知識を存分に発揮して考えていました!結局、「セロテープは細いから、ガムテープ。でもガムテープは色がついているから…透明のガムテープがいいんじゃない!」ということで、【養生テープ】で接着しました!
大きなタコとイカはインパクトもあり、じっと眺めていたくなるくらい可愛らしい生き物になりました。
5歳らいおん組はメインとなった「くじらトンネル」の製作の様子をお伝えします。
担任が組み合わせたくじらに画用紙を貼っていったのですが、それぞれが役割分担をしながら進めていました。
紙を貼って出た両面テープのごみを片付けたり、「私はここを貼るからここをお願い!」とお互いに声をかけながら作っていました。
そして、くじらの目もどのようにするかみんなで話し合って決めました。
こんなエピソードがありました…
男の子が考えている途中で遊び始めてしまうと、「ねえ、決めようよ!」と子どもたち同士で注意しああっていました。「今は何をすればよいのか」「今するべきことは何なのか」お互いに考えながら制作を進めていく姿は、とても逞しく年長らしさを感じました!
そんならいおん組が作ったくじらトンネルは水族館の真ん中に置かれ、とても立派で存在感のある素敵な作品になりました。
3歳・4歳・5歳それぞれで製作を進める中で、どうやったらよいか考えたり、教えあったりしながら試行錯誤して作っていました。
作品展が終わってもお部屋で「水族館で遊ぼう」をテーマに遊びました。
展示していた「タコとイカ」は釣りごっこで協力して釣ったり、ペンギンの「顔はめパネル」は玉入れになったり、牛乳パックペンギンは落とさないように運んでレースをしたり……みんなで余韻遊びを楽しみました。
マミー保育園の【作品展】は、基本的には「今までに制作したもの」を全て展示して成長を楽しんでいただくのですが、幼児クラスの3歳・4歳・5歳クラスは、テーマを決めて共同制作に挑んでいます。
【出来上がり】よりも出来上がるまでの【過程(プロセス)】を大切に、保護者の皆さまにもそれをご理解いただけるように、製作途中の写真をたくさん展示しています!
【作品展】後に保護者のかたから「とても見ごたえがあった」「楽しく拝見しました」「保育園いっぱいに展示してあって迫力があった」「我が子も大きくなったらこんな製作ができるようになるのかと子どもの成長が楽しみになりました」などのご意見をいただきました、ありがとうございました!
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