こんにちは☆祐天寺西保育園の栄養士です。

9月1日は「防災の日」でしたね。保育園では万が一に備えて『非常食』や備蓄水等を常備しております。

非常食とはいったいどんな食事なのか、どんな味なのか、どうやって作るのか？を知ってもらうために、実際に自分たちで作って食べてみるという食育を行いました！

今回は「わかめごはん」を幼児クラスの３、４、5歳児の異年齢グループで作ってみることにしました！

必要なものは「わかめごはん」とお水(またはお湯)です。

今回は子どもたちが行うのでお水を使いました。

お水は６０分、お湯は１５～２０分ほどでできあがります。

まず、切り取り線の部分を切ってもらうところから始まります。5歳児クラスのみんなが率先してやってくれました。

次に中に入っている、フォーク・わかめ・シリカゲルを取り出してもらいます。

5歳児クラスのお子様を中心にみんなでつくることを体験できるように、

少し難しいところはお兄さんお姉さんが行い、3歳児クラスのお友達もできように容器をおさえていてくれたり、「こうやるといいよ」と手本を見せて優しく教えてくれる姿が見られました！！

次にわかめをごはんの中にいれます！

袋が小さく、苦戦をする様子も見られましたが、みんなで協力して役割分担をしながら各グループ行う姿がみられました。

袋の中には「ご飯」の「お粥」の線があり、ごはんの線までお水をいれてもらいます。

そーっと、そーっと。

お水をいれて、まぜたらチャックをして６０分まちます。しばし休憩タイム。

どんな風になるのかはおたのしみ…！！

給食の時間にいつものごはんと自分たちで作ったわかめごはんと栄養士がお湯で作った非常食の白いごはんの食べ比べを行いました。

(わかめを入れなければ白ごはんとしても作れるタイプの非常食なので用途に合わせることができます。)

匂いをかいでみると「わかめの匂いがしておいしそう！」「早く食べたい！」という声が聞こえてきたので早速みんなでいただきます☆

子どもたちからは色々な声が聞こえてきました。

「わかめごはんは少しかたいね」

「いつものごはんがおいしい」

「白いごはんはあまり味がしないね」

「わかめごはんが１番おいしい！」

たくさんの感想があり、子どもたち自身も食べ比べをすることによって味の違いを考えている姿が印象的でした。

自分たちで作ったこともあり、わかめごはんは大人気！

「わかめごはんおかわりしてもいい？」と

おかわりをするお子様もたくさんいました！！

もしもの時に備えて、食事面でも経験を取り入れることができました。

今後も様々な経験ができるような食育を行っていきます。

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